ペペ

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2018-01-29 (月) 22:54:12 (2271d)
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名前 / Name

  • 犬飼(いぬかい) ペペ

性別 / Sex

種族 / Species

  • ぬいぐるみに取り憑いた妖狐

居住地 / Hometown

  • 阿取枝市(あとりえし) → 出雲市

誕生日 / Date of Birth

  • 不明(ただし、死んで妖怪になったのは一九九三年の二月一六日)。また、この街に訪れたのはさらにその一〇年前

キャラクター紹介 / Introduction

 元はどこか遠い山奥に住んでいた子狐だが、何かの荷物に紛れて阿取枝市にたどり着いてしまい、天涯孤独の身となった。
 その後、スーパーの裏にある阿取枝神社にて、お供え物として処分される食糧を口にしながら生きていた。
 食料に困ることもなかったおかげか一〇歳という野生のキツネにしては非常に長い天寿を全うしたが、その死因はバレンタインデーのせいで狐には食べることが出来ないチョコレートを大量に使ったお菓子が二日連続で供えられたことによる餓死であった。
 もちろん、それがなくとも近いうちに老衰で死んでいたことは想像に難くないが、それ以来妖怪として蘇ってもバレンタインデーにチョコレートを贈り合うのは大嫌いである。

 長生きしたことや、大量にチョコやタマネギを食べて死にかけてしまった経験からか、死ぬ前から妖怪や幽霊の類が見えるなど霊力は高く、妖怪としての資質は若い割には非常に高い。
 妖狐となった彼は小動物や草花の『幽霊』の他、人が驚いたときに生まれる『生霊』、愛やお祈りによって生まれる『生霊』を主食としており、阿取枝神社の宮司であるタケシおじさんに媚びたり、道行く人を驚かしては食糧となる『生霊』を得ていた。そのため、彼を知る人物にはイタズラギツネと呼ばれていた。
 ただし、人を驚かすのは構って欲しかったことや、慌てふためく様が面白かったという側面もある。

 そんな彼が、ある日の夜、一人の少女に目を付けてイタズラを仕掛けたが、それが原因で小さな森が火事になり、面積の半分ほどが焼け落ちてしまう。
 彼はその罰として、かつて天邪鬼として知られ現在は神としてこの地を守っている阿取枝守(あとりえのかみ)の手によって、古びたぬいぐるみに封印されてしまった。
 そのぬいぐるみの持ち主は、昨夜イタズラを仕掛けた少女で、名前は犬飼美咲(いぬかいみさき)
 彼女が持っていたぬいぐるみの名前が『ペペ』だったため、イタズラギツネはその名前を貰ってペペと名乗ることとなる。

 阿取枝守がイタズラギツネをぬいぐるみに封印したのは訳があり、それは狗神に美咲を守らせるためであった。
 そのため、ペペはぬいぐるみに封印された状態でもある程度の神通力が使え、二人は協力して困難を乗り越えていく。

 そうして、彼女に降りかかるいくつもの災難を乗り越え、共に生きていくことを誓い合ったペペと美咲だが、ペペが利用していたぬいぐるみはその過程で傷つき、見苦しい見た目になってしまった。
 そのため、美咲が新しい体を作ってくれることになったのだが、本人曰く『貴方の、大きなぬいぐるみを作りたいの。そう、私を抱きしめられるくらいに』とのことなのだが。
 ペペは製作途中のものを見て大きな声で突っ込んだとか。

『でけぇよ!』、と。

 画像は完成図である。事情により美咲は出雲を出ることが出来ないため、ペペは彼女の代わりにイベントに出かけては、その土産話を聞かせてあげるつもりなのだとか。



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